WAVE DRIPPER ウェーブドリッパーって?
ウェーブドリッパーとは、コーヒー器具でおなじみのカリタが発売しているドリッパーです。
他のドリッパーとは大きく異なり、ウェーブ(ひだ)が付いている特殊な専用フィルターを使います。
様々な理由から初心者でも簡単に美味しいコーヒーを淹れることができる、と好評です。
初心者からプロのバリスタまで…誰もが手軽に、ベストな味わいを
https://www.kalita.co.jp/products/waveseries/
お楽しみいただけるKalitaオリジナルのプロダクトシリーズ。
種類がたくさんある
ウェーブドリッパーといっても、たくさんの種類がカリタから発売されています。
- ステンレス製
- 銅製
- ガラス製
ステンレス製はウェーブドリッパーの中でも定番のもの。
耐久性があり、サビにも強いのが特徴です。
世界中のバリスタから愛されるドリッパーです。
その中でも、新潟県燕市・越後平野のほぼ中心部に位置する金属加工の町で作られた「MADE in TSUBAME」が人気です。
見るからに高級感が。
ステンレス製と同じデザインですが、素材が違います。
銅の本体と真鍮のハンドルがとても存在感があります。
こちらも新潟県燕市・越後平野のほぼ中心部に位置する金属加工の町で作られた「MADE in TSUBAME」です。
ガラスは保温性が高く、ステンレスに比べると少し安価です。
初めてウェーブドリッパーを買う方、試してみたい方におすすめ。
注意点は、非常に割れやすいということ。
扱いには注意してくださいね。
ウェーブドリッパーの特徴は?
僕が思うウェーブドリッパーをの特徴、今日は3つ紹介します。
リブ(溝)がない
最大の特徴がリブ(溝)がないというところです。
普通のコーヒードリッパーは、お湯の通り道としてリブがあり、リブに沿ってコーヒー液が流れていきます。
https://www.hario.com/v60/v60series.html
上の画像はハリオのV60です。
ドリッパー自体にスパイラル状の線がついています。これがリブ。
これに沿ってスムーズにコーヒー液がサーバーに落ちていきます。
これがなければ、フィルター(紙)とドリッパーが張り付いてしまいコーヒー液が流れていきません。
ウェーブドリッパーにはリブがなくて大丈夫なのか、という疑問が出てきます。
ウェーブドリッパーは、それをウェーブフィルターという特別なフィルターを使うことで解決します。
ドリッパーではなくてペーパーフィルター自体にリブがついているのです。
フィルター自体に20個のリブがついています。
ドリッパーとの接触面が少ないのでコーヒーの抽出時間もかなり短い。
それに加えて、フィルターが雑味をうまく吸着するので美味しいコーヒーができます。
ウェーブゾーンがある
ウェーブドリッパーにはウェーブゾーンと呼ばれる平らな部分がある。
普通は先程のハリオ V60のように、円錐型や台形型などでコーヒーが下に落ちる穴の部分はだんだんと狭まっていくものが多いです。
ウェーブドリッパーにはウェーブゾーンと呼ばれる平らな部分があることでも知られています。底に平らな空間があります。
そのため、コーヒー液が底の平らな部分で均一に馴染みます。お湯の注ぐスピードなどにブレがあっても味に差が出にくいと言われています。
まだハンドドリップに慣れていなくても、コーヒーの仕上がりが安定します!
3つの穴が空いている
コーヒー液が下に落ちる部分の穴は3つ。
先程のハリオ V60やコーノ、メリタなどは1つ穴です。
もちろん、1つ穴も良いところがたくさんあるので、それはまた紹介しますね。
ウェーブドリッパーは3つ穴の構造によってコーヒーが底に滞留しないので、さらに雑味が少ない美味しいコーヒーになります。
スムーズにコーヒーが抽出されます。
コーヒーの味にムラが出にくく、ハンドドリップであるにも関わらず素人でもハイクオリティのコーヒーを抽出できます。
ウェーブゾーンと3つ穴の組み合わせが、かなり重要なドリッパーです!
まとめ
一言でいうと、【雑味のないコーヒーが安定して淹れられる】ドリッパー。な気がしています。
結構、雑味がなくすっきりとしていますが、「薄い」と言う印象はなく、しっかりと味が出てます。
僕は結構アイスコーヒーで楽しむことが多いです。
また、素材もたくさんあるので選ぶのが楽しいですし、お気に入りのものを手に入れるワクワクがあります。
ちなみに、限定品などもあるので要チェックです!